みらい会計

 相続税の申告って必要? -教えて!先輩-

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新人

先輩、相続税について教えてほしいんですけど。。。

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先輩

相続税の何を知りたいの?

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新人

今、相続税の申告について勉強してて、どんな場合に申告が必要なのかわからなくて。。。

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先輩

なるほど。
相続税の申告が必要かどうかは、遺産の総額と基礎控除額で判断できるよ。

1.遺産総額

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先輩

まず、被相続人・・・つまり亡くなった人の財産をリストアップしてどれくらい財産価値があるかを調査するんだ。所有している土地や建物、美術品や権利関係もその対象になるよ。もちろん、現金や預貯金、生命保険金もね。

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新人

なるほど

2.基礎控除

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先輩

次に、遺産総額が 「基礎控除額」 を超えているかどうか。
基礎控除額は、3,000万円 + (600万円 × 法定相続人の数) で計算されるんだよ。

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新人

法定相続人って、誰のことですか?

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先輩

法定相続人は、民法で定められた、遺産を相続する権利を持つ人のことだよ。例えば、配偶者、子供、親、兄弟姉妹などが該当するよ。
たとえば、法定相続人が2人だった場合、3,000万円+600万円×2人になるから、基礎控除額は4,200万円になるね。

POINT

遺産総額 > 基礎控除額3,000万円 + (600万円 × 法定相続人の数)

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新人

遺産総額が基礎控除額を超えたら申告と納税が必要ってことですね?

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先輩

基本的にはそう。
ただし、以下のような場合は、相続税がかからない場合があるんだよ

3.相続税の主な特例

POINT

1.小規模宅地等の特例
被相続人または被相続人と生計を一にしていた被相続人の親族の事業の用または居住の用に供されてた宅地等がある場合には、一定の要件のもとに、相続税の課税価格に算入すべき価額の計算上、一定割合を減額します。
2.配偶者の税額軽減
被相続人の配偶者の課税価格が1億6,000万円までか、配偶者の法定相続分相当額までであれば、配偶者に相続税はかかりません。

出典:国税庁

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新人

特例って色々あるんですね

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先輩

特例の適用を受けるためには、相続税の申告書を提出する必要があるから注意が必要だよ。

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新人

はいっ!わかりました!

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